2000/4

00/04/30

04/30 今日は元浦にてダイビング。久しぶりに、全島、全ポイントがべたなぎ、にもかかわらずあいにくの雨模様で、チョット寒いダイビングになってし まいました。水温は21~23℃。透明度は、10m前後。元浦の特性として、他のポイントと比べると、どうしても潮の出入りが少なく、透明度は低めです。 とはいえ、魚の種類は、ここでも多くくなってきていて、特にスズメダイの仲間、チョウチョウウオの仲間は種類が増えてきているようです。共生ハゼも活発に 活動し始めているようで、観察しやすくなっています。

04/28 今日のポイントは原と尾之間です。ここのところ、この2ポイントが続いていますが、やはり大物との遭遇確率が高いので人気があり、お勧めで す。ただチョット心配なのは、原の「主」さん(大ガメ)の姿があまり見られないことです。遠くにウミガメの姿を見ることは多いのですが、季節的なこともあ り、透明度も安定せず、見通しが悪いのも関係あるのでしょうか?単に見えにくいだけだったら良いのですが・・・。ここに定着しているカマスとギンガメアジ は、相変わらず安定して観察できています。特にカマスは、かなり大型に育ってきて、数も多くなっているので見ごたえがあります。また、最近、あちこちのポ イントで、クマノミの産卵が始まっていて、魚の卵としては比較的大きめの、きれいな赤い卵を観察できます。ミツボシクロスズメなどの他のスズメダイも活発 な繁殖行動をはじめていて、産卵行動を観察することが出来ます。そしてウミウサギガイがソフトコーラルを食べる姿もあちこちで観察できます。

00/04/20

原、ビーチダイブにて、ギンガメアジの群れ大当たり!視界がギンガメアジ一色!

04/20 一昨日と同じ場所を潜りましたが、状況は一変していました。水温は22~23℃、透明度は18~20m超。尾之間ではクラゲ(クシクラゲの仲 間や、サルパ類がほとんどで、刺すようなものはほとんどいません)の大群が出現しました。水面から1mくらいはクラゲで埋め尽くされていました。気持ち悪 いと思われる方がほとんどかもしれませんが、落ち着いてみると一面に広がる透明な体に光がさしこみとても幻想的な光景です。これからの時期、突発的にこの 状況がおきたりするので(1日で状況が変わってしまいますし、隣のポイントには全くいないことも多いです)、これまた楽しみです。カメラ派の人はワイドで 攻めると面白い写真がとれるかもしれません。原でも、魚達の様子がだんだんそわそわしてきているようで、「夏も近いか?」等と勝手に思ってしまいます。相 変わらず魚影は濃く、小型のギンガメアジ、カマスの仲間、ムロアジなどの群れが居ついています。そして今日は、これでもかの大当たり!50cmクラスのマ ナガツオ2匹、そしてそして、ボートダイビングでもよっぽど運が良くないと見られないほどの、大型のギンガメアジの群れが私達のまわりをしばらくの間グル グル回ってくれたのです。海外のギンガメの大群にも負けないほどの魚達が、さわれるほどの目の前まで寄ってきてくれて、もう大感激でした。

04/18 今日は尾之間と原で潜りました。透明度がいまひとつ良くないものの、それでも15~18m程度、水温はぐんぐん上がってきて22℃くらいで す。潮まわりのせいもあるのでしょうか、日に日に海水が入れ替わっていくのが分かります。それにつれ、魚も(あまり目立ちませんが、ハギの仲間や、フエダ イ系統などを中心に、暖かい時期に良くおめにかかる魚達が)だんだん多くなってきているようです。マダラトビエイの出現頻度もだんだん上がってきていて、 少ないながらも、最近どのポイントでもお目にかかります。

04/16 久々の元浦でのダイビング。水温が妙に低く、19~20℃。透明度は前日までの時化もようのせいもあり、8~10m。コンディションとしては あまりよくありませんでした。魚も多くなっているようですがなにぶん透明度が悪いこともありあまりハッキリとは見えませんでした。しかしながら今日は大マ クロ大会となり、これはこれでなかなか楽しめました。特に今日の人気者だったのは、ヨコシマエビ(の仲間)で、極々浅い場所にある大きな板の下に潜んでい ました。

00/04/10

04/09 今日は久しぶりに麦生で潜りました。数日前の雨の影響か、若干の濁りが入っていて、透明度は10~20mでしたが、水温が少しずつ上がり始 め、21℃、場所によっては22℃にもなりました。ここしばらくの間、このポイントで、ハンマーヘッドの目撃情報が相次いだため、潮通しのいい場所でジッ と回遊魚待ちをしていたところ、ツムブリの群れ、ムロアジの群れ、クマザサハナムロの群れなどが頭上を通りすぎていき、周囲には、大型のカンパチ(1m 超)1個体、ニザダイやハギの仲間なども寄ってきてくれました。そして、1個体ながら、ついには狙い通りにハンマーヘッドも出現しました。もちろんウミガ メも安定して確認できています。

これからしばらくの間は、水温の変動が激しく、それに伴い、見られる魚もどんどん変わっていくことが予想されます。(気が早いですが)夏へむけて熱帯性の魚達が増えていくはずで、とても楽しみです。

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