2000/3

00/03/31

最近、サメの目撃情報を良く聞きます。当店でもガイド中に遠めに見ることはあったのですが、先月から今月にかけて、ハンマーヘッドの群れが数回にわたり目撃されています。

03/24 本日は、原で3ダイブです。お客様と相談のうえ、「納得のいくまで写真を撮ろう」ということになりました。ワイドのテーマはギンガメアジ。マ クロのテーマはウミウシです。陽射しが明るかったこともあり、浅場のギンガメアジを自然光で狙うことも出来ました。撮影と割り切って動き回らなかったこと もあり、魚群のほうからかなり近付いてきてくれました。ウミウシは繁殖の時期のようで、深さごとに違った種類が集まり、繁殖行動を繰り広げています。そう そう、原の「主」さん(大ガメ)は、今日も元気でありました。

03/22 本日は、尾之間と平内で潜水しました。ケーブ(とそこに群れている、夜行性の生物達)、ハタタテサンカクハゼ、マジマクロイシモチなど、被写 体には困らないダイビングでした。今日も変わったものが出てきました、尾之間のツマジロオコゼです。この魚もじっとしているので被写体としてA級です。通 常は1度見つかるとしばらく同じ場所にいるのですが、港湾工事の関係で最近船の出入りが多く、かなりこの場所もかき回されているようで、定着してくれるか どうか心配です。

03/21 本日は、栗生で潜水しました。カメラ派のお客様だったので、一本はワイド中心、もう一本はマクロ中心で潜ってみました。アーチ、ウメイロモド キの群れ、ギンポの仲間、ウミウシの仲間など、被写体には困らないダイビングでした。今日見つけた珍しいもので、トマリヒイロテンジクダイがあります。魚 自体は比較的じっとしているようなので観察もしやすかったです。今後、続けて見られることを期待しています。

03/20 本日到着のお客様と原で1ダイブ。海は若干うねりが入っており、他のポイントは潜水出来ない状態でした。しかし潜ってみると、うねりに関係が あるのかどうか分かりませんが、ギンガメアジ、カマスの仲間、ムロアジ等、さまざまな魚の群れが、かなり岸近くまで入っており、迫力満点のダイビングとな りました。去年の秋に平内で目撃したものと同一個体と思われる右前肢が欠落した雌のアオウミガメも確認できました。水中でこのような再開があると、感動も ひとしおです。そうそう、原の「主」さん(大ガメ)は、今日も元気でありました。

00/03/20

03/18 本日の潜水地は、原と栗尾です。水温はほとんど変わらず約20℃。透明度は少し良くなってきて、15~18m程度です。原では、ここのとこ ろ、「主」ともいえるような大型のカメが見られています。悠々と泳ぐ姿は迫力満点です。ギンガメアジの群れも、確実に観察できています。そして栗生では、 今年初のウメイロモドキの大群が確認できました。透明度があまり良くないため、群れ全体のはっきりした姿は見えませんが、鮮やかな青色が、低い透明度にに じんで、とても味のある光景を見ることが出来ました。クマノミもだんだん元気になってきて、テリトリーの主張をあちこちで始めています。産卵行動が見られ るのもそう遠くなさそうです。

03/14 本日の潜水地は、尾之間と栗生です。水温20℃。透明度はあまり良くなく10~15m程度でした。尾之間では今日もウミガメの元気な姿を見る ことが出来ました。日頃からカメを追っていないおかげで、カメも、ダイバーの近くで、ゆったりと泳ぐ様を見せてくれました。カクレエビの仲間も多く確認で きています。栗生での今日のお気に入りは、求愛にいそしむヘビギンポです。雄同士の熾烈な縄張り争い、うってかわって、雌に対する力強くも優しげな求愛行 動。いくら見ていても飽きない光景です。また、最近、透明度は不安定ながら、どこのポイントでも、だんだん魚種、魚影とも濃くなってきています。特にここ 数日の間、ハリセンボンの姿を多く見るようになりました。「これからだんだん暖かくなってくるかも」と、期待が膨らみます。

03/13 本日の潜水地は、原と平内です。水温19℃~20℃。透明度は若干落ちて15~20m。小型ながら、カマスやギンガメアジの群れや大型のイシ ダイをかなり近づいた状態で観察できました。エントリー場所からほどなく、軽く1.5m以上はある大型のウミガメも確認できましたがまさかこんな場所にい るとは予想だにせしておらず、かなり驚いてしまいました。別のカメは、根の割れ目で寝ており、触れるほど近くでじっくり観察できました(触りませんけど ね)。また、岩の割れ目では、立派なイセエビがたくさんおり、迫力満点でした。

廣田さん撮影

00/03/10

03/05 久しぶりに平内を潜りました。水温19℃~20℃。透明度は15~25m。前日に多少あれて、若干のうねりはあったせいか、浮遊物が多少目に つきました。魚たちは相変わらず元気な姿を見せてくれています。時期的に派手な魚が少ないせいか、シテンヤッコの黄色、サザナミヤッコの緑が特に目を引き ます。岩の隙間には、大きいセミエビや、イセエビなどが確認できました。ウミガメも比較的大型のものがじっくり観察できました。また、ツムブリの群れが我 々の周りをグルグル廻ってくれたり、その向こうにはカツオが見え隠れしたりして、なかなか迫力のあるダイビングが楽しめました。

00/03/03

たいへんご無沙汰しておりました、「屋久島生情報/海」久しぶりの更新です。
最新の海洋状況です。水温19℃~20℃。透明度は10~20mです。北よりの風が吹いている時が多く、島の南側のポイントが安定しています。尾之間の港 湾工事も一段落して、潜水可能な状況です。さすがにこの時期は、尾之間でも、ツバメウオの姿はありません。しかし、魚影は安定しており、(小型ながら)ギ ンガメアジの群れや、ハギの仲間の群れなども見ることが出来ます。また、ボートダイビングでは、サメの仲間(遠めだったので種類はわかりませんでした)、 ウミガメなどの大物も確認できています。

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