屋久島のダイビングスタイルがフィッシュウォッチングあるいはレアものハンターが多くなってきた感もある今日この頃。
(ダイビング業界全体にもなんかそんな雰囲気が相当前からただよっている気も・・・)
ものごとの本流にいることを良しとしない、わたくしの盛大にひねくれた性格がじわりじわりとくすぶり始め(笑)
そして、残念ながら。認めたくはないのですが、近くが見えにくくなるという謎の身体症状がでてきてみたり(笑)
というわけで、今まで使っていたポイントとその周辺を丁寧に見直してみたり、ルートをちょっと変えてみたり、あるいはひたすら直感のまま攻め泳いでみたりしております・・・。
で、最近はこんな感じの魚群とかと戯れつつ、あるいは地形や景観を楽しむような、そんな潜り方に、今まで以上に喜びを感じております。
FACEBOOKで動画もアップしたりしてますが、いやぁ。こういうのもまた気分の良いものです!!
お客さんのニーズにもよりますが、ここ数年、あえて生き物の名前をあまり積極的にご案内しないようにしております。
(もちろんやらないわけではないですよ。基本的には生き物探しも好物です。もちろん聞かれればちゃんと一緒に確認します(笑))
ただ、「ダイビングするともれなく生物の名前がどっさりついてくる・・・。」「ログブックには必ず魚の名前をたくさん書かなきゃいかん」って言うのもなんか変だよなぁと思ったりもしております。
山を登る人が全員昆虫採集してたり、バードウォッチングしてたらそれも気持ち悪い気がするし・・・。海だってそうじゃないかなあって・・・。
もっと自由に海自体を楽しめる「なにか」とかないもんかなと、自問自答・・・。
とりあえず、視界が広い、透明度がいい、ってダイビング。無条件に気分いいもんです。
たまにはマクロ目をとっぱらって、広く周りを見回してみたり、ひたすら海に溶け込みに行く、なんてぇのもいかがなもんでしょうか????