屋久島の海で、おっぱい。

うーん・・・。いきなりタイトルがセクハラっぽい・・・。
あなたの感じ方如何ではございますが、一応先に謝っておきます。

「お気を悪くされた方いらっしゃったら、たいへん申し訳ないっす」

さて、海の中でじっと見ていると、どうしてもおっぱいのように見える(僕だけ???)このイソギンチャク。
実はサンゴ並みに白化してしまう虚弱な御方でいらっしゃいます。

近年、夏になると海水温がズド~~ンとあがってしまうことが多くなり、慣れとは恐ろしいもので、そのうちこんな状況もなんとも思わなくなっちゃうんじゃないかという危機感すら覚えたりしています。

色が抜けると非常にクリアな状態となり、お客様にはむしろ「美しい・・・」という評価をいただくことすらあるという、なんとも悲しい運命に翻弄されてしまう御方です。

そのまま弱り続けるとそのうちしなびたおっぱいになってきて、最終的にはその命すら危うくなります。

水の中で出会うこのおっぱいは、実はさまざまな環境の変化の翻弄されながら、われわれにその危うさを命がけで教えてくれるおっぱいなのです。

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