2007/05

GWも後半戦です

せっかくあったかいまま迎えられると思っていたGWですが、途中で一旦透視度が落ち、水温も落ち、おまけに時化模様とまでなったりして、厳しい日もありましたが、すこしはまた、持ち直してきたような感じがします。

水温は20~22℃透視度も8~15M程度となっております。

透視度が悪いこともあり、ウミガメなどはすこし遠めに入ると確認できないうちに泳ぎ去ってしまうこともしばしばです。

ガラスハゼはぷっくりとおなかに卵を抱えていてなかなか体が重そうなまま、その前に産みつけた卵の周りをうろちょろしています。

岩陰には、妙にでかいツマジロオコゼやら、ボウヨウジ、ちっこいクマドリイザリウオもいたりしました。

寒くなったからなのか関係ないのかはわかりませんが、ウミウシの仲間はあっちこっちで何匹かずつ固まっているので、何人かで同じ種類のウミウシを一人一匹ずつとっくりと向かい合ったりも出来ました。
今日のムラサキウミコチョウは残念ながら一匹だけでしたが・・・。

キンチャクガニは抱卵個体が急に減った気がします。
とはいえまだまだ見つかりますので、要チェックですね。

パッチのハナダイの仲間は温度低下にもめげず、激しいナンパを繰り広げています。
スミレナガハナダイは性転換中の個体がいてナンパにも参加できず、所在無く寂しそうにしていました。
いっぽう、クリーナーのエビの仲間たちは寒がっているのか、卵を抱えたまま、すっかり動かなくなってしまって閉店中といった模様です。

そんな頭上を軽くMクラスのヒレナガカンパチが悠々と泳ぎすぎていきます。

明日からは波は落ちる予報なので、今度こそ、海況が持ち直しますように・・・。

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