2005/9

“ナービー”

なんとなく可愛い名前ですが、台風14号です。

しかも非常に大きくてパワフルです。
近年接近してきた台風の中でも、一、二を争うような怖さです。
大きな被害が出ないことを祈っておりますが・・・。

もちろん交通機関にも大きな影響が出てきますし、このクラスの台風が直撃などした日には、うっかり屋外に出ようものなら、強烈な風雨で思わぬ事故や怪我に遭遇しかねません。旅程についても慎重な判断をされますよう、来島中、および、台風の影響下で来島予定の皆さんには、切にお願いするしだいです。

海もすでに荒れ始めており、予報では明日、明後日あたりには10Mの波という情報も出てきています。もちろん潜ることなどできなくなります。

ちなみに本日現在の天気予報では、明後日は暴風雨となっております。

この台風で海がどう変わるのか?
楽しみ半分不安半分ですが、いずれにしても夏の海から秋の海に移り変わるターニングポイントになることは間違いないと思います。

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というわけで、最近の海況です。

世間一般の夏休み期間も終わり、ノンビリとした屋久島の海が戻りつつありました。

体験ポイントでは何故か、良好な透視度、豊富なキビナゴ、それを追う回遊魚の群れ(ただしちょっと小さめ)と、ファンダイブでもいきたくなるようなコンディションが続いておりました。
数cmの小さなハナミノカサゴの幼魚や、イロブダイの幼魚、ミナミハコフグの幼魚など、マクロ系のアイドルもぽつぽつと出現し、彩を添えてくれていました。

共生ハゼはの仲間は至る所で当歳魚と思われる小さな個体が、これまた小さなテッポウエビたちと新しい生活を始めています。成魚に比べるとまだ異種間コミュニケーションに不慣れなようで、見張りと穴掘りの関係がかなりちぐはぐ。妙に早くに隠れる個体あり、もたもたしていてなかなか引っ込まない個体あり、挙句の果てには、穴から飛び出して帰るところを見失うという、かなりお間抜けな個体までいる始末。
命がけの新しい暮らしとは思いながらも、なんとも微笑ましいこの光景についつい見入ってしまいます。

ハダカハオコゼは新しいカラーの子が二個体参入。狭い範囲の中であっちやこっちやで一生懸命隠れております。なんでこの狭い範囲に集まってくるんでしょうかねぇ???

そして久々の安房川。
水温は水面で23~24℃。水中はほとんど海水の28℃。小さなカンパチやギンガメアジが数匹から十数匹の群れでブンブン泳ぎ回っています。それに追随してヒメジの群れもウロウロしながら餌を捜しています。この場所はかなり海水の性格が強い汽水なので、サツキハゼが非常に多く確認できます。また、いつも海でおなじみの子からこれはちょっと珍しいかなという子まで、ゴマ、ヒメ、イッテンなどのも確認。これはもしやウラウチフエダイ?というのもいましたが残念ながら確信がもてません。ヨシノボリの姿はほとんど無く、ヒナハゼ、アベハゼ、ゴマハゼといった地味めのハゼが多く確認できました。
残念ながら、今年はまとまった雨による水量増加があまり無かったせいか、川底には泥が堆積していて、着底すると巻き上がることが多いです。今度の台風で洗い流されることを期待しています。

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