気になる・・・。“カメラは僕よりいい思いをしている”

気になる・・・。“カメラは僕よりいい思いをしている”

雑誌やらネットやらで「うわあ!」と思うような写真を見かけることってあります。

プロの皆さんが撮ったものなんかは、犯罪的に美しくそして迫力のあるものも大変多くございます。

もちろん、その感動を余さず伝えるべく、そして、そんな「うわあ!」な写真を皆様にも持ち帰っていただくべく、われわれも努力をするわけですが、思うようにいかないことも、これまた多くございます。

そうは言っても、やはり「うわあ!」な写真をものにしてみたいもの・・・。

そこで少々考え方を変えてみることにいたしましょう。

さて、

カメラってやつは僕達人間より小さいわけだから、小さい魚たちから見ても、人間ほど怖くないのではなかろうか???

だったら人間が近づくよりもカメラだけで行ってもらったほうが魚たちもより近くまで寄らせてくれるのではなかろうか???

てなわけで、カメラさんには僕よりもいい思いをしてもらえるよう、腕をぐぐっと伸ばして体から遠くまで行ってもらって・・・。

より魚に近づいてもらう。

より狭いとこに潜ってもらう。

より群れの中にはいってもらう。

より無理な角度で撮影してもらう。

で、カメラを信じて頑張って写真を撮ってきてもらう。

そんな風に考えてみると、今まで世とは違った写真(撮影のしかた)の世界が広がったりするかもしれないですよ!!!

だもんで、きっと、これを実践している(つもりの)僕の“カメラは僕よりいい思いをしている!”はず。

この写真も、思い切り腕を伸ばして、僕の体から思い切り離れたカメラが持ち帰って着てくれた写真です。

そして僕の視線で見る以上に楽しい写真を持ってきてくれているんだと思います。

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