2006/4

さて、海の中はどんどん春めいてきています。全般、色味のある鮮やかな魚が増えてきています。キンチャクガニやウミウシカクレエビなどの小型甲殻類も遭遇率が高くなってきていますし、ほかの甲殻類も、抱卵個体が多くなってきているようです。カツオやキビナゴなどの魚群も多く見られるようになって来ました。岩場のコブシメの卵も孵化が確認できています。
もちろんウミガメとの遭遇率も上がってきています。
そしてついに、初めてナヌカザメと会うことができました。
卵の殻は何度も確認していたのですが、ついに生体に逢えたので、感動の嵐でした。

さて、昨日は不思議なことに体験ダイビングにもかかわらず驚くほど多くのアオリイカと接近遭遇をすることができました。その数およそ100匹以上!しかもものすごく狭い範囲にそのすべてが集まっており、壮観な光景でありました。特に産卵というわけでなく、この辺にイカの産卵床があるわけでなく、おそらくは本当にたまたまだったのだと思いますが、伊豆にいた頃よりも思い切り近づいて、しかも多くのイカを見ることができたので感動の一瞬でありました。ただひとつ、唯一にして最大の問題は、お客さんがこれをイカだと気付いてくれなかったことです・・・。]]>

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