2007/08

やっと静かな海になったかなぁ?どうかなぁ?というなんとも微妙な海況が続く今日この頃。

透視度はそこそこ安定していて20~25m程度。しかしながらうねりの影響を受けていた場所では10~15m程度になっています。

水温はほんの少し下がったような気がしないでもない28~29度前後での推移です。

何故か今年はキビナゴがほとんど姿を見せず。当然回遊魚も出ても少なかったり小さかったりと、どうにも調子が出ず、出現率はいまいち。

とはいえニザダイが壁のように出てきたり、ウメイロモドキがさーっと目の前を通り過ぎたり、ワイドの雰囲気としてはバッチリです。

馴染みのジョーフィッシュは相変わらず引きこもりぎみ。蓋をそっと開けると閉めに顔を出すのですが、やはり無理やりはよろしくないので最近は自粛中です。
それでも一旦出てくればいいモデルなのでご機嫌を伺いつつレンズを向けております。

ケラマハナダイは相変わらず激しい戦いを繰り広げております。
ぶつかる瞬間の音が聞ければラッキーなので見かけたら耳をすましてみてください。

スミレナガハナダイの求愛は日々激しさを増しており、婚姻色も見事に出ています。ただ、激しい動きで上下に泳ぎ回るのでコンデジで追いかけるのが一苦労なのが泣き所。枚数を撮ってカバーしましょう。
まあ、いくら激しい動きといっても直接けんかをする訳ではないので平和といえば平和な光景でしょう。
そうそうポイントによっては、性転換中のオカマちゃんも確認できています。

対してハナゴンベは(あくまで普段に比べて)少々よりにくいようです。それでも充分撮影できますし、さらにそっと寄ればかなり接近することも可能です。

最近、時折ルリヤッコの姿を見かけます。
かなり神経質なようですので、見かけたら遠くからお客様を読んでそっと接近を試みていますが、撮影できる距離まで近づいたお客様はまだいらっしゃいません。腕に自信のある方はぜひチャレンジを・・・。

極小ピグミーシーホースも、ちと深いながらも(といっても30m以浅)確認できています。小さすぎて捜すのが厄介ですが一旦見つかれば逃げることもないので、やさしくそおっと観察し
てあげてください。

先日はネムリブカが眠らずに岩陰で数匹がウロウロというかオロオロというか泳ぎ回っていました。お客様がカメラを向けても頑なに岩陰から出ることなく落ち着きないようすでした。
お客様は「カメが見たい!!カメが見たい!」と願っていたようですが結局出たのはサメだったというなんとも微妙なオチ・・・。

まあ、結局そのあとでちゃんとカメも出てきたのでめでたしめでたしということで・・・。

河川ダイビングは、いつも子どもたちやカヌーの皆様にすっかり場所を占拠されているのでとりあえずしばらくは様子見です。
まあ、もともと島の川は、夏休みの間は子どもたちのものみたいなもの。
ステキな夏休みのために僕たちはもうすこし遠慮しておくことにしましょう。
盆もあけたことですし、これからはだんだん潜れるようになるとおもうのですが・・・。

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