ゴーストパイプフィッシュが本日現在までに2ヶ所で確認できました。数年前にかなりの個体数が確認できたことがあったので、「今年も当たり年?」とささやかな期待をしてみたものの、残念ながらまだこの子達だけです。水温が29℃近くを推移していたせいもあるのでしょうか?キビナゴの姿が非常に少なく捕食者の回遊魚もいまいちという感じです。
黒っぽくて顔のかなりいかついクマドリ(?)イザリウオも一個体確認できました。個体が小さいこと、ベース色が地味なこと、どうした事か異常に動きがすばやいことがあり、はっきりとクマドリと確信がもてないのが残念です。
おそまきながら、あちこちでキビナゴのちょっとした群れと、小型のカンパチ、ツムブリなど、回遊魚の姿が高確率で見られるようになっています。捕食が始まったりあるいは回遊魚の活性が高いときは、触れるほど近くまで寄ってきて、ダイバーの目を楽しませてくれています。
カクレエビの仲間の抱卵はなんとなく終盤を迎えてきているようで、透けた体とくっきり見える卵の対比は、少しずつその遭遇率が下がってきています。代わりと言うわけではないですが、オトヒメエビやホワイトソックスなど、少々大きいクリーナーに抱卵個体が出始めているような様子です。