2005/4

前回の情報からはや3週間。多少は水温の上がった情報をお送りできるかと思っていましたが、結局ポイントによってバラつきが大きく、単純に「あったかいですよ!」と言い切れないのがつらいところ。
降雨の影響もあるかもしれませんが、いまだ冷たいところは18℃強、暖かいところは、22℃。当然異なる潮が入り組んでいるこの水温状況では、透視度も 10~20mとやはりばらばら。もういい加減に22℃の透視度20mで決めてほしいところです。魚影については、コブシメは相変わらず産卵が続いています。しかも所によってはサンゴ以外に産み付ける奇妙な行動も見受けられました。背の立つような浅場では季節の風物詩、モジャコ漁の落し物でしょうか?ハナオコゼの姿も見えたり見えなかったり。すぐ横ではヒメキンチュクガニがみみっちいイソギンチャクをせっせと振り回していました。
また、テレビでしかお目にかかったことのなかった、イセエビのフィロゾーマ幼生らしき物もクラゲ潮にまみれながら見つけることができました。クラゲ潮も意外といろいろなプランクトンが混じっていて、チクチクしながらも中層の観察を楽しんでしまいました。そこそこ大きいものでは、ウミガメは普段どおり。カンパチとの遭遇はぽつぽつ、マダラエイとの遭遇1回、マダラトビエイとの遭遇は3回といったところです。

果たしてGWはどうなることでしょう???

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