2008/05

台風やら前線やらの影響でよろしくないコンディションが続いておりました。

うねりもばっちりはいっていて、透視度も落ち、挙句、水温も21度くらいの場所まで出てきちゃいました。

とはいうものの、場所によっては23度程度のところもあり、水温低下は一時的なもののはず、いやはずであってくれという感じ・・・。

水中でも揺れる場所では魚たちの挙動は時化モード。変な活性で落ち着くなく動いておりました。

そんな中、クマノミの産卵は着々と進行中、間もなく孵化するような卵もあちこちで見受けられます。親は強し。せっせと卵の面倒を見ております。

浅場にうっかり腰を落ち着けてしまったコブシメは、産卵後の個体でしょうか、妙にお疲れのご様子。そっと手を伸ばしてみたらあっさりと触れてしまいしかも逃げないものだから、こちらもびっくり。

うねる砂地で栄が少ないなあと思いながらうろついていたときには、突然オオセがゆらりと出現。

海の中は、コンディションにかかわらず、彼らの生活が脈々と紡がれ続けます。

タイトルとURLをコピーしました