屋久島、海の安全装備「ネックレス」

YMSの体験ダイビングでは参加されるゲストさんにネックレスの着用をしていただいています。
(正しくは体験ダイビングの標準装備とさせていただいております)

今のところ、よそ様で見かけることはなく、まあ現状、島内ではウチならではの安全策といってもよいでしょう。

実際に口にくわえる呼吸装置(レギュレーターのセカンドステージ)は、万一落とした時にはレギュレーターリカバリーという手順を踏んで回収、そしてくわえなおすことになります。
このレギュレーターリカバリーはいくつかの方法があり、一般的な講習を受けた人でも一つか二つ程度の習得(あるいは経験)がある程度です。

このリカバリー動作をより確実かつ容易に行うためにこのネックレスという道具を導入しているわけです。

体験ダイビングにおいて、参加者はその時間的制約のなかでいくつかの技術を習得することが要求されます。その中でより効率的にしかも安全に運用を行うために、一般的に導入はされておりませんがYMSは数年前よりセカンドステージ用ネックレスを導入しています。

ネックレスって言っても装飾

品のそれでも健康器具のそれでもなく、セカンドステージ(呼吸装置)を大きく脱落させないための保持器具です。

テクニカルダイビング、あるいはサイドマウントダイビングなんて言うちょっととんがったダイビングに利用することの多いお道具。市販の製品はこんな感じでスマートでカッコイイです。

といっても、そこはそれ。
体験ダイビングに最適化するためにスマートな製品を選ばず、あえて自作しております。
市販品をそのままというのは体験ダイビングでの使用だと正直結構な不満があったりしたわけです。

手近にあったレギにつけてみました。使う時はこんな感じです。

バンジーコード(ひらたくいえば高品質なゴム紐)を結んで輪にするだけのものですが、ここにたどり着くまでにそりゃあ山盛りの試行錯誤がありました。2ndステージ(呼吸装置)を落とさない、落ちても拾いやすいよう。たったそれだけの目的ですが、目的が明確だからこそのカスタマイズ。

これに限ったことではございませんが、「なぜ?」「どうして?」「どうしたい?」
そこいらへんがはっきりしていると道具を選んだりカスタマイズしたりって言うのも楽しくなるし、道具への思いや理解も深まろうというもの。