気になる・・・。“隠れる気はないん貝?”
本日、少々寒く感じるものの、ゲストとともに負けじと気合を入れて体験ダイビング。
どうせ寒いならと開き直って、海と川の境目を堪能できる場所へと出動!
水面近くは淡水で寒いものの、潜ってしまえば普通の海水温。
それでも浅場が寒いせいか、屋久島的に言うところの冬物がちょいちょいと。
その中のお一人。こちらさんのご紹介。
ミスガイさんでございます。日ごろは砂泥にうずもれているはずなのに、なぜか昼間っから、数匹がご機嫌よろしゅうウロウロとお散歩中でありました。
さて。
こちらさん、貝のくせして、身が大きいもんで殻の中に入りきらないようでございます。砂を中をぐいぐい進むべく、ぐにゃっている割にはきっと筋肉質であろうそのお体。
ためしに手にのせてみても隠れるそぶりも全くなく、見事なまでに手の上を「going my way」でありました。
まあ、ウミウシみたいに達観しちゃって殻がない子達も多いわけだからして、決して完全NGではないのでしょうが、それでも、せっかく貝殻があるというのに、「たまに表に出ちゃったときくらい。もうちょっと警戒したほうが良いのではなかろうか?」「もうちょいちゃんと殻の中に隠れたほうがいいんじゃなかろうか?」と、思わずいらぬ心配をしてしまいます。
そうそう。この子達、今が産卵期みたいで砂泥底のいたるところで縮こまったリボンのような卵塊がわらわらと・・・。
卵があまりにも普通な風景の一部な感じなのでカメラ向けることすら忘れておりました・・・。