気になる・・・。“アンバランス巨顔”

気になる・・・。“アンバランス巨顔”


どうにも天気がおよろしくございません。まあ、梅雨だからといってしまえばそこまでですが、それにしても、水温が上がって透視度も安定してきても、天気が暗ければやはり気分的には滅入り気味・・・。

そんな中、どうにも気になるのがこちらの巨大なフグ。自由に泳いで移動できるはずのこのネクトン(遊泳生物の総称)は、なぜか人がものすごく接近したとき意外は常に同じ場所で鎮座してくれていて、思わずナビゲーションの頼りにしてしまうほどうごきやがりません・・・。

そして、そのあまりにもアンバランスな体格・・・。こいつら育てば育つほど体に対して頭の比率がでっかくなります。

哺乳動物などは、小さいうち(子供のうちね)は、体に対して頭が大きく、頭(顔)に対して目が大きく、そういうからだのパーツの比率が「可愛い」という感情を、ひいては「この小さいのを守ろう」という気持ちを呼び起こすのだそうです。この極みが、「キティーちゃん」(頭と体の比率)とか、あるいはイラストでよく見る「顔からはみ出るほどの巨大な目玉」ですよね。

その可愛さ(体とパーツの比率)は、成長と共に保護を必要としなくなるにつれだんだん消えてゆくそうです。

で、話が戻りますが、この写真を見ていただくと、巨大な頭、大きな目と、可愛いの大事な要素をしっかりと持っているはずなのですが・・・。なのですが・・・。

アンバランスな巨顔は、なぜか僕達に「可愛さ」をアピールしてくれません。ということは、保護を要求していたとしても僕らには通じていないということですよね(笑)

もしこのまま育ってもっと頭がでかくなっても「可愛い」になる日はなさそうです。

それでも、このままここにいてくれるとなんか嬉しいけどなあ・・・。お馴染みさんが増えた気がするし・・・。

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