気になる・・・。“台風その後(遅!)”
いろんな意味で日本列島をお騒がせしてくれた台風も通り過ぎてはや○○日。
大雨大増水がなかった屋久島の川が、この台風のときはラフティングができそうな勢いで増水していたという恐ろありがたい話を聞いてから、ずっと澱んで濁っていた川がどうなっていたか、まさに気になっておりました・・・。
で、連日の海でのダイビング(一般的にはこれが普通なんですけどねぇ(笑))の合間をぬって、やっと本日、行って参りました。
でどんな感じかと言うと・・・。
「うむ!なかなかによろしい!」ってな感じです。
澱んでいた深度までしっかり水が入れ替わり、川としてはとてもクリアな視界が広がっておりました。
そういうときに限ってワイドのカメラ持ってない・・・。使えねえぞ。おれ・・・。
で、お魚はどうかというと・・・。
たいがいのもんがしっかり流れ去っていました・・・・。(泣)
そして、ささやかの期待をもって探すクロウミウマ(オオウミウマ?)もその姿は見えず、よく考えてみりゃ、彼らがおっこってた砂地なんかはすっかりかき混ぜられて「下に沈んでたら絶対埋まってるよな」というような地形の変化すら確認できちゃってるし。あれほど多かったさつきはぜもその姿がほとんどなく。
結局前からいる子達は、クロホシマンジュウ幼魚、テングヨウジ、(チョイ育った)バラクーダ幼魚ちょびっと・・・。(濁っている写真は以前のものです)
ほかゴニョゴニョ・・・。
逆にフエダイの仲間はその数、大きさとも良い感じになっています。もちろんチッコイのもそこかしこに・・・。チョウチョウウオなどもけっこう上まで上がってきていていつものエリアで見えたりしてちょっとびっくり。ほか、???な幼魚(イシモチ系と思われる)もちらりほらり。
例年なら梅雨やら何個か当たる台風やらなんやらで、暖かいうちに何度も増水してリセットボタンが押されるように水が入れ替わりそのたびに生き物が変わっていくはずなのですが、今年はさにあらず。やっと押されたリセットボタン。果たしてすでに水温が右肩下がりの今の状況で、次の魚の入れ替わりはあるものなのか???
ささやかな期待と、膨らむ心配を胸に、今後を見守りたいと思います。