1999/07

7/28 元浦でのシュノーケリング中に、水深、わずか0.2m程度の所でオオウミウマ(約8cm)とナンヨウツバメウオの幼魚を確認しました。屋久島の海では、ポイント次第では、スクーバに固執せず、じっくり観察を続けると、色々な発見ができることと思います。

7/25 屋久島は、ただいま台風5号が接近中です。海もだんだん荒れてきています。今日は、某水族館の採集チームと一緒に、汽水域の調査に入りました。 ヒメツバメウオや、ボウズハゼなどを筆頭に、いつものダイビングではお目にかかれない生物達に出会うことができました。この経験を、エコツアープログラム にも反映させていきたいと思っていますので、どうぞご期待ください。特にカメラ派ダイバーの方は、なかなか汽水域の生物を撮影する機会もないと思います が、ご希望があれば、汽水域の撮影ガイドも行ないますので、気軽にリクエストしてみてください。明日も調査の予定なのですが、はたして天候がどうなること やら・・・。かなり心配です。

99/7/25

7/19 元浦でのシュノーケリング中に、1mほどのコブシメを目撃しました。また、一湊海水浴場では、やはりシュノーケリング中に、アオウミガメを目撃しました。 このときには、小さいながらもカンパチの群れや、ロウニンアジの個体が、捕食のためにキビナゴに向かって突進していく様子も観察することができ、海水浴場 も決して侮れないことを実感しました。

99/7/17

7/15は、ボートポイントの調査で、かなり有望なポイントを見つけました。流れがかかることが多そうですが、大型の回遊魚などが、かなりの頻度で回って いるようです。魚もまったくすれておらず、かなり接近することが可能です。カメラ派には特に喜んでいただけると思います。今後も調査を続け、近いうちに開 放したいと思います。ご期待ください。

またこの調査中に、45cm程度のイトヒキフエダイの個体を確認しました。また、午後のビーチダイビングでは、フリソデエビ、マジマクロイシモチ(?)、ハナビラクマノミ(屋久島で見られるのは、ほぼクマノミだけです)等も確認しました。

前回のダイビングで確認したマジマクロイシモチ(?)、の群れの中に、マウスブリーディング中の個体を見つけました。小さな体の大きな口の中には、銀色の小さい粒がたくさんありました。機会を作ってまめに観察をしたいと思います。

現在水温は、ポイントや深度によりばらつきがありますが、27~25℃です。1ダイブ中でも、水温差がはっきり感じられる場合も少なくなく、スーツの選択も慎重にしたほうがよいと思います。

透明度は先週に比べると、だんだん良くなっているようです。今後、更に良好な透明度が期待されます。