屋久島の海で、電子機器。

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僕がダイビングを始めたころはこんなにいろいろなものを持って入ることなんざぁトンとございませんでしたが、最近では、「こんぴゅうたあ」、「でじたるかめら」、「すいちゅうらいと」なんてぇものを、ぶらんぶらんさせながら水の中に連れて入ることが珍しくなくなったもんでございます。

ぱらっと雨が落ちてきたりはするものの、日々、暑さはまだまだ続きます。これだけ暑いと、弱ってくるのは人間ばかりじゃございません。

この、電池を必要とする多くのものたち。こと最近の精密かつ繊細な電子機器は、実は人間以上に暑さに弱かったりするのでございます。

われわれが、暑さでうだり、潜ってはしゃいで、そして昼ごはんの間に、ついつい船の上や、店の外の洗い場に忘れられてしまうなんてぇこともよく見かける光景・・・。

うっかり日なたに置いとこうものなら、曇る、焼ける、壊れるなんて気の毒な事態に陥ることも充分にあり得る話なのでございます。

飛び込むとすぐに曇って何も写せなくなってしまうカメラ。
液晶が黒くなってなにが表示されているのかわからなくなってしまうコンピューターや時計。
焼けて熱くなって電子回路に支障をきたしたライト。

どれも悲しい瞬間ばかり・・・。

海辺では、日陰に置く、タオルをかける、屋根のある場所にしまう、いろいろやりようがあると思います。思い出を分かち合い、時には生死を共にするかもしれない大切なバディ。なにとぞ、しっかりと面倒を見てあげてくださいまし。

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