2007/4

気まぐれ過ぎる海況情報となっております当コーナー(?)。
ってなわけで、GW出だしの海況です。

水温は22℃前後の推移のはずだったんですが突然そこに混じって19℃台のエリアが出てきました。もう一声あがってくれると寒さをあまり気にせずもぐれるものと期待していたのですが、たまたまちょびっとだけ冷たい潮が入ったものと考えたいものです。透視度もばらつきが多く10~20M超まで、まあ、そこそこいい感じの透視度が維持されております。

例年より水温が安定的に高かったせいか、どうも魚たちも繁殖やらなんやらにいつも以上に勤しんでいるようにも見受けられます。クマノミももう孵化直前の卵なんか持ってたりします。

ウミガメとの遭遇もなかなかいい感じで続いています。体験ダイビングのエリアでも少なからず出会ったりしてますのでちょっと期待してもいいかも?!

僕の大好きなキンチャクガニは相変わらず好調。抱卵個体もまだまだしばらくのあいだ見られそうです。
マジマクロイシモチはあっちこっちではちきれそうなマウスブリーディングを繰り広げていていますし、ガンガゼエビもなにやらむっちりした個体がいたりいなかったり。ガンガゼの隙間が“今、アツイ!”(但し個人的見解・・・)ので要チェックです。

あちこちでイシヨウジが合コンを繰り広げているので一匹目に入ったら周りを丁寧に捜すと続けて何匹か見つかるかもしれません。

その反面、一時そこかしこで見かけていたボウヨウジは減少傾向。出会いの頻度が下がってきちゃってます。同じくクビナシアケウスも見かけることは少なくなってきたようです。

で、川のほうはどうかというと、水温16~18℃・・・。
まだまだとても冷たいです。そんな中、1ピーススーツで潜る非常識な私ですが、クロヨシノボリの男の子たちの熱烈な求愛行動や可愛いボウズハゼ、の背鰭にのんきなカメなんかに魅せられて、川へと足が向かいます

「寒くてもぜんぜん平気!」というタフな方。良かったらリクエストしてみてくださいね!

屋久島・海川ブログ
ymsをフォローする
シュノーケリング・スキンダイビング&ダイビングの屋久島マリンサービスYMS